こんにちは。 私、第54回学内競漕大会の運営責任者を務めさせていただきました、体育会本部渉外局補佐 3年の河路大和と申します。
私にとってレガッタの運営準備はとにかく分からないことが多く手探りでのスタートでした。
昨年が雨天中止、一昨年がコロナ禍明けの3年ぶり開催だったこともあり本部員と漕艇部はレガッタ運営未経験者の方が多い布陣で臨むことになっていました。さらに、本部員と漕艇部を含めた運営側の人数も例年より少なかったため、参加チーム数を絞ったり、レーン数を減らしたりなど大会規模も縮小せざるを得ませんでした。
しかし、その与えられた状況の中でどう工夫すれば『参加者たちにとって楽しく満足感のある大会』になるか、さらに『来年度以降の大会規模再拡大』に向けて運営ノウハウを次の学年へ伝えることができるか、ということに重点を置き準備を進めました。体育会本部員だけでなく漕艇部さんや学生部の宮本さんと何度も話し合いを重ねたことでなんとか形にできました。(宮本さんには本当にお世話になりまくりました。誠に筆舌に尽くしがたいです。)
大会運営は何も困ることが無いように、当日大会本部で自分はのんびりできるくらい準備しきっていこうと思っていたのですが、現実はそうはいかず、早朝の雨天と電車の遅延、それに加えて運営が1時間ほど押したことで計3回ほどタイムスケジュールを作り直すことになりました。その度に漕艇部さん、他大学からお手伝いに来てくれていた学連さんと補助員の方々、体育会団体からの当日要員さん方、そして本部員が柔軟に対応し連携して動いてくれているのを見て私は感動すら覚えました。本当に感謝しています。
厳しい状況も多かったですが、良かったところもかなりあった大会だと自負しております。
今年からコロナなど感染症対策による制限がなくなったことで、特別企画の気配切りブースの設置や、キッチンカーの招致などといった例年にない取り組みをすることが出来ました。このような良かったところはさらに伸ばし、反省点や課題はのびしろだと思って改善し、来年以降もさらに活気ある大会にするための工夫を凝らしていこうと思います。
最後になりますが、出場した各チームの参加者の皆様並びに応援に来ていただいた各団体の方々、当日朝は雨天により開催時間変更だけでなく、埼京線の遅延も重なったことで更にレース開始時間を遅らせることになってしまいましたが、棄権などなく全チームの参加をしていただきありがとうございました。また今大会を運営するにあたってご協力頂いた全ての関係者の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。
学内競漕大会責任者 河路大和