自己紹介させていただきます。
私、成蹊大学体育会男子バレーボール部に所属しておりました経営学部総合経営学科4年の中西功治と申します。今年度体育会本部では、副委員長兼会計局長を務めさせていただきました。
最後なので少し本音を語ります。
私のデスクの後ろには、「X JAPANのhide」の写真が飾ってあります。hideは、X JAPANでメインギターを担当していました。
さて、皆さんは会計と聞くとどんなことを思い浮かべるでしょうか?会計という業務には、派手さはありません。何らかイベントが終わった後に仕事が舞い込んでくることが多くあります。淡々と業務をこなし、イベントを裏で支える。これが会計なのではないでしょうか。前々から私は、会計は音楽において、曲に深みを持たせるベースのような役割だなと感じていました。
最上級生になる寸前、私は先輩方から会計局長に任命されました。その際、こう感じました。「会計局長として、メインで音楽を奏でたい」と。hideのギターは、音楽に彩りを持たせます。時には、ギターソロでみんなを引っ張り、時には、最低限の音だけを出し、裏方に回ります。私は、そのような存在に憧れて、会計局長として体育会本部に新たな音楽を奏でたいとの思いでhideの写真を飾りました。
では、会計局長としての1年間を振り返るとどうだったでしょうか?答えは、全然ダメでした。たくさんの業務に追われ、自分色が出せなかったと感じます。私にはまだ、hideが引くギターような音楽を奏でることができませんでした。人の上に立つことは非常に難しいことだと感じました。
しかし幸か不幸か現実では、私は来年度から国家公務員として国の予算に携わることになりました。一大学の体育会としての立場から国のお金を取り扱う立場になります。
本部員としては良い音楽は奏でられなかったかもしれません。しかし、どれだけ時間がかかっても構いません。いつかは日本をそして世界を動かすようなメロディを奏でてやる。そう思っています。
『俺がお金という楽器で最高の音楽を作り出してやる。』
改めて4年間を振り返り、体育会本部ではとてもたくさんの貴重な経験ができました。本当にありがとう。
今後の自分の人生に幸あれ。